修善寺万大酒造

今日はかねてから訪問したいと思っていた修善寺の万大酒造さんに行ってきました。修善寺は快晴で、もう秋を思わせるような爽やかな風が吹き、駅から20分ほど歩いて行ったのですがとても気持良ったです。万大酒造は、今では一つだけになってしまった伊豆半島の造り酒屋さんです。
かつては七つあったそうですが、お酒の需要の後退や環境変化の中で減って行ってしまったようです。修善寺駅前の交番でとても親切に道案内をしてもらい、素晴らしく緑のきれいな田んぼを見ながら歩いていくと、立派な門構えの万大酒造が見えてきます。社長の奥さんがとても丁寧に蔵の沿革などを話してくれました。その後、蔵の見学をさせていただきました。新潟から来ているトウジさんをはじめ、ベテランが揃っていること。麹は福井、酒米は静岡県内のものを中心に使っていること、淡麗なだけでなく旨みのあるようにつくっている、などいろいろとお話をしていただきながら見せていただきました。伊豆特産の果実を使ったリキュールや焼酎にも力を入れているとのことでした。やはりこうやって訪問してお話をうかがってからテイスティングすると、お酒に愛着が湧いてしまって判断が難しくなるようにも思いますが、僕は、お酒にストーリーとか背景とかを求める方なので、できるだけ足を運んでみたいと思っています。

お昼は修善寺駅前のお蕎麦屋さんで取り、帰りは伊東により、今月初めに開店した取引先の黒潮寿司さんで地魚握りセット１２貫とビール、お酒を頼んだ後、とっても安くて美味しいのでつい気が大きくなってさらにお好みで握ってもらってしまいました。

すっごい大満足でお腹いっぱいで、かつ３０００円でおつりがあり、ちょっとびっくり、とっても嬉しかったです。

おかげで帰りの電車では爆睡でした。