2016年5月6日金曜日

スペイン旅行 3 ラウルペレスさん訪問

BODEGAS MARGON PRICUM と言う家族経営のワイナリーでコンサルタントの、かの、ラウルペレス氏に面会。
神々しいというか、やはりなんだかオーラが違う!


標高900m、大陸性気候なので酸のきれいなワインがつくられます。ティエラデレオンで、約20ヘクタールの樹齢の古い畑でプリエトピクードとアルバリンを造っています。1ヘクタール当たり1500から2000キロ程度、樹齢が高いので小さな凝縮した実がなります、栽培方法はラストラと呼ばれる、地面を這わせるような栽培方法です。



「あまり手を加え過ぎないことで、テロワールを表現して行きたい。温度コントロールも将来的にはやめたい」と彼は言っています。また、酸化防止剤も一次発酵が終わったところで入れているとのことでした。


見学が終わった街のレストランで一緒に昼食

2016年5月3日火曜日

スペイン旅行 2 アロスデサモラ

リベラデルデュエロのゴショガルシアGOYO GARCIAさんの見学を終えて、トロに向かい、途中のモラレスデトロと言う町のEL CHIVOと言うレストランで昼食。

前菜は地元のチーズのロースト、これが無茶苦茶美味しかった!
次に行くワイナリー、キンタエッセンシアQUITAESENCIA社の醸造担当ラミロと営業担当フェリンも同席して、もちろん彼らのワインを飲みながらの食事です。



そして、話には聞いていたアロスデサモラ。これまた美味い!


そしてステーキ。この辺でもうすっかりおなかいっぱい!正直、初日からキツカッタデス。


 それから、移動してキンタエッセンシアQUINTAESENCIA社の見学です。なかなか近代的で、清潔なワイナリー。
ウチの会社でも扱っているソフロスSOFROS、シルボンSILBONもココの会社のワインで、今回は是非訪問したかった一軒です。



設立10年、既に高い評価を得ている新進気鋭のワイナリーです。




ブログ再開、今日も食べてます!スペイン旅行 1 GOYO GARCIA

最近、ホントに記憶力が減退しているような気がして、すっかりやめてしまっていたブログを備忘録的に再開することにしました。

とりあえず、先日のスペイン旅行をまとめておこうと思います。

なんと、なぜかアップグレードでビジネスです。人生二度目、やはり超快適!足元広い!


お料理もぐっと豪勢、のっけからフォアグラです! やばい飲んじゃいそう。ワインもいくつも選べて、もちろんシャンパンは飲み放題です。


そうこうたいして眠れずにマドリッド到着、ホテル傍のカフェでボカディージョの夕飯。
翌朝早いので早々にホテルでゆっくり

朝7時過ぎの列車でヴァジャドリッドに向かいそこで、今回の旅行でお世話になった人見さんと合流、人見さんの運転でリベラデルデュエロのGOYO GARCIAさんのセラーに向かいました。


ゴジョガルシアは、近年とっても評価の高い造り手さんで、素晴らしくピュアなワインを造る方です。
ご実家もヴァlルデュエロと言う有名なワイナリーなのですが、実家を継がず、自分でワインを造っています。彼のワインはSO2も濾過も清澄も基本的にはしません。樽も使用樽を好み、実家から譲ってもらっています。セラーの湿度をとても大切にしていて、また、清潔にすることで雑菌の発生からワインを守ることができると言っています。
湿度が高いことによって、樽からの蒸発が少なく、熟成がユックリ進むと考えています。自然の野生酵母を使用しています。


そして彼が言うには、ロバートパーカーなどにもてはやされて、フルボディのイメージの強いエリアですが、以前はリベラデルデュエロは、特にソリアやブルゴスのエリアでは、高地でアルビージョと混植していたこともあり酸のしっかりした綺麗なブルゴーニュを思わせるようなワインを造っていたそうです。



最初は結構忙しいと言っていたのですが、次から次とワインを開けてテイスティングさせてくれました。グラシアーノ100のワインも造っています。近年では14が良いようです。今回は畑の見学はできなかったのですが、彼の畑は主にアレナブランカと言う白い砂で、株仕立、彼が言うには株仕立てが良いと言っていました。


色よりも酸を重視して、造っていて、酸のタイミングで収穫時期を決めるそうです。